☆ トートバッグ nan Rename 帆布 キャンバス 誠実 a4 BOXトートバッグ 横 RTH90029 特価商品

☆ トートバッグ ☆ nan ☆ Rename 帆布 BOXトートバッグ RTH90029 トートバッグ キャンバス a4 横

1635円 ☆ トートバッグ ☆ nan ☆ Rename 帆布 BOXトートバッグ RTH90029 トートバッグ キャンバス a4 横 ファッション レディースバッグ トートバッグ 布製 ☆ トートバッグ nan Rename 帆布 キャンバス 【誠実】 a4 BOXトートバッグ 横 RTH90029 トートバッグ,ファッション , レディースバッグ , トートバッグ , 布製,トートバッグ,横,/congelative1681335.html,nan,☆,matomo.screenpartner.no,BOXトートバッグ,1635円,Rename,帆布,a4,RTH90029,キャンバス,☆,☆ トートバッグ,ファッション , レディースバッグ , トートバッグ , 布製,トートバッグ,横,/congelative1681335.html,nan,☆,matomo.screenpartner.no,BOXトートバッグ,1635円,Rename,帆布,a4,RTH90029,キャンバス,☆,☆ ☆ トートバッグ nan Rename 帆布 キャンバス 【誠実】 a4 BOXトートバッグ 横 RTH90029 1635円 ☆ トートバッグ ☆ nan ☆ Rename 帆布 BOXトートバッグ RTH90029 トートバッグ キャンバス a4 横 ファッション レディースバッグ トートバッグ 布製

1635円

☆ トートバッグ ☆ nan ☆ Rename 帆布 BOXトートバッグ RTH90029 トートバッグ キャンバス a4 横

■ 商品説明
ブランド名
Rename(リネーム)
商品名
Rename 帆布 BOXトートバッグ RTH90029
品番
rth90029
商品説明
・オーバーサイズでビッグスペック!「Rename 帆布 BOXトートバッグ」が新登場。
・素材から縫製までこだわって作られた、コスパ優秀な帆布トートバッグ。
・分厚く頑丈な粗目の帆布生地を、無駄のないデザインで仕上げたミニマムさが魅力。
・メイン収納はB4サイズが入る大きさで、マチもしっかり。とにかくたっぷり収納できるところがこのバッグのポイント!
・両サイドに付いたオープンポケットは、マチの幅を生かして広めなので、スマホなど頻?に取り出すものの収納に便利!
・持ち手は肩掛け可能な長さだから、どれだけ荷物を詰め込んでも持ち運びは楽ちん!
・通勤や通学といった普段使いだけでなく、マザーズバッグとしてもオススメ♪
カラー
nan
素材
帆布
重量
約561g
注意点
※濃色品は着用中の摩擦や汗により、色移りすることがあります。バッグ内の荷物や着用品への色移りには注意してください。
※日のあたる場所に長く放置すると変色することがあります。光が当たる場所や高温多湿での保管は避けてください。
※たたむなど密着状態や、購入時の袋のままでの保管は避け、時々風通しをしてください。
※水やお湯での丸洗いはおやめください。高温に近づけたり、シンナー・ベンジン等を使用しますと、変色・変形の原因となります。
※強い摩擦を与えると、毛羽立ち・毛玉・繊維キズを起こすことがありますので注意してください。
※カメラやモニターの性質により、画像と実物の色の違いがある場合がございますのでご理解願います。



※重要※落札いただく前に必ずご確認ください。 
●商品について
ご覧いただいている商品は「タイトル」通りの商品になります。
(商品は1枚目の画像となります)
また、タイトルの☆印の後ろがサイズやカラーになります。

 例: 〇〇〇〇〇〇〇〇〇 ☆Mサイズ☆ブラック
 例: ☆Lサイズ☆ホワイト 〇〇〇〇〇〇〇〇〇
  
〇の部分は商品により異なったり、また検索用ワードが表記されている場合がございます。
 こちらにSサイズや白のような記載や、別カラーの画像があっても、ヤフーオークションの特性上、カラーやサイズは、お選びいただけませんので、よくご確認の上落札お願いします。
 
商品画像は当社運営店舗のBACKYARD FAMILY PayPayモール店での商品ページ画像と共通となっております。
 落札される商品は、あくまでも商品画像の1枚目が該当商品となります。
 
他のサイズやカラーに関しては、在庫がある場合にはオークション出品しておりますので、タイトルをご使用の上検索してください。
 在庫がない場合には、オークション出品がされません。商品が入荷次第出品いたします。
 また、入荷時期に関しましてのお問い合わせにはお答えできかねますこと、予めご了承くださいませ。
 
お届けする商品は当社運営店舗のBACKYARD FAMILY PayPayモール店でお届けしている商品と同様、未使用品となります。
●複数購入ご希望について
複数購入に関しましてはヤフーオークションのシステム上対応しておりません。
落札後、在庫がございましたら、再出品されますのでその際に再度落札をお願いいたします。
当社システム上、同梱での発送は対応しておりません。また、まとめての購入に伴う値引き等の対応はしておりません。
●在庫について
当店では、在庫管理を日々徹底して行っておりますが、姉妹店と在庫を共有・販売しているため、同一商品に注文が集中した場合など、商品ページでは購入可能となっている商品に関してまして、在庫が欠品することがございます。
その際には、速やかに返金手続きをさせて頂きます。
●落札後の流れについて
落札頂きましたら、オーダーフォームにご入力をお願いいたします。
お客様から、当店へのご連絡は特に必要ありません。

かんたん決済を選択頂くようお願いいたします。
また、入金後の連絡も、ヤフーオークションから当店に入金の通知が来るため、当店へのご連絡は特に必要ありません。

商品発送時、メールにて発送が完了された旨の連絡をいたしますため、 ”~@everglowtrading.com” からのメールを受信できるよう設定をお願いします。

当日の午前9時の時点で入金が確認できた注文は当日発送いたします。
※午前9時以降にお支払い頂いた場合は翌日の発送になります。

配送は、宅配便・メール便のいずれかになります。配送業者や配送方法はお選びできません。
※メール便の場合商品発送後、おおよそ2日から10日での到着となります。
●発送後について
発送完了後メールにてご案内させていただきます。
発送完了後、取引情報に関しましては、個人情報保護の観点から削除いたします。

発送完了後、定型文にて、取引に関する評価させていただいております。
※弊社への評価は、ストアのため特に必要ありません。
商品到着後、万が一商品に不備がございましたらご連絡ください。速やかに対応いたします。










☆ トートバッグ ☆ nan ☆ Rename 帆布 BOXトートバッグ RTH90029 トートバッグ キャンバス a4 横

2022年3月20日 (日)

扇田昭彦(朝日新聞)。一時期、文芸担当だったときに、タイミングよく演劇人が直木賞受賞。

 たいていの新聞には、話題の人や時の人のインタビューが、顔写真つきで載る囲み記事があります。

 直木賞ではなくて、もうひとつの賞のことですけど、受賞者がこの欄にあまり取り上げられなくなった、という時期がありました。昭和後期から平成はじめの頃です。それを根拠に、いやあアノ賞はもはやオワコンだね、などと冷やかす人もいた、というのですから、当時の文壇における新聞の評価っつうのは異様に高かったんだな、と思います。そういう不健全な状態が崩れてくれて、ほんとよかったです。

 それはさておき、直木賞の場合も、受賞者が紹介される例はけっこうあります。各紙、それぞれの時代でどの受賞者を取り上げてきたか。全部調べるのも面白いと思うんですけど、労が多いわりに益が少なすぎて、まだ調べていません。すみません。

 誰が取り上げられてきたかも、たしかに重要です。だけじゃなく、誰がインタビューして記事を書いたのか、というのも同じくらい大切です。日頃かげに隠れている「直木賞を裏で支えてきた」文芸記者が、うっかりオモテに出てくるからです。

 『朝日新聞』で言うと、「ひと」欄というのがあります。かつては無署名でしたが、途中から(〓)と、主に氏名の一字をとった疑似イニシャル署名が使われるようになりました。たとえば(目)といえば百目鬼恭三郎さん、というふうな記法ですね。そこからさらに、記者のフルネームが末尾に入るようになったのは、おおよそ昭和55年/1980年頃からのようで、直木賞を受賞した向田邦子さんの「ひと」欄を仕上げたのが、学芸部の由里幸子さんだということがわかります。

 そしてこの時期、直木賞の受賞者を「ひと」欄で担当した『朝日』の学芸記者がもうひとりいました。扇田昭彦さんです。

 まあ、扇田さんの仕事を振り返って「文芸記者」だったと言う人はいないでしょう。ただ、演劇にどっぷり浸かった扇田さんも、5年ほど学芸部員として文芸を担当させられた時期があります。

 ひるがえってみれば扇田さんも、直木賞とはよほど縁のある人です。扇田さんもというか、現代演劇そのものが直木賞を盛り上げた時代がある、というハナシでしょうけど、直木賞はつくられた当初から劇作の世界と地つづきですから、「大衆小説界」だの「演劇界」だのと区分けするほうが頭がおかしいのかもしれません。

 川口松太郎さんから始まって、長谷川伸さん中心の「新鷹会」メンバーやら、戸板康二さんやら、安藤鶴夫さんやら、その名を聞くだけでパッと演劇が思い浮かぶ個性が散らばっているのが、直木賞の歴史です。その伝統のなかに、1980年代にちょっと「文芸記者」仕事をやらされた扇田さんも位置づけられる、というわけです。

 なかでも直木賞の選考対象になった作家のうち、扇田さんが肩入れした演劇人といえば、井上ひさしさんとつかこうへいさん、この2人が挙げられます。

 井上さんについては、扇田さん学芸部に配属されて2年目の昭和44年/1969年、「日本人のへそ」を観て以来、これは面白い劇作家が現われたぞと興奮し、翌年インタビューを敢行、「喜劇作家 井上ひさしの横顔」という記事を『朝日』に載せたのが扇田さんだったそうです。そこから「新劇」岸田戯曲賞の受賞(昭和47年/1972年決定)とか、直木賞の受賞(同年決定)とかを経て、昭和55年/1980年から『朝日』で「文芸時評」を書いてもらうことになって、扇田さんは担当記者として井上邸に日参。つまり、直木賞やら何やらかんやらそれに付随した井上さん大飛躍の時期に、扇田さんは演劇記者・文芸記者としてびっちり貼りついていました。

 それからまもなく。文芸担当になった扇田さんにとびきりの直木賞ニュースが舞い込んできます。つかこうへいさんの受賞です。

» 続きを読む

| | ホンダ HONDA インスパイア INSPIRE ディーラー 新車 展示用 非売品 ナンバープレート マスコットプレート

2022年3月13日 (日)

内藤麻里子(毎日新聞)。2000年代・2010年代の直木賞会見場にいた「二大巨頭」のひとり。

 先週は、ちょっと強引に大上朝美さん(朝日新聞)を取り上げました。今週はこの流れで、もうひとりワタクシが個人的に思い入れのある「直木賞」文芸記者に行ってみます。『毎日新聞』内藤麻里子さんです。

 いやまあ、思い入れ、というほど深いものじゃありません。思い入れというより、淡い思い出です。

 「直木賞のすべて」を開設したのが平成12年/2000年のことです。以来、ど素人という制約のなかで、できるだけ直木賞のことを知ろうと七転八倒し、いまもしていますが、途中の第144回(平成22年/2010年・下半期)から受賞者の会見が生中継されることになって、一気に「発表とその会見」が身近なものになりました。

 すると当然、あれはどういう場所でどういうふうに行われているんだろう、と興味が沸くわけですから、よーし何とかモグり込んじゃえ、と相当無理して現場に足を運ぶようになります。

 もちろんインターネット越しの中継を見ていればいいだけのハナシで、わざわざその場に行く必要はありません。しかし、たいてい後ろの角度から座った姿しか映されずに、「数多くいる群衆のなかのひとり」としかとらえられない記者たちを、自分なりの視線で注目することができます。取材に向かう、やる気のある顔や淡々とした表情、積極的に手をあげるヤツや、死んだような目で座っているだけのヤツ、などなどその光景を見るのは新鮮でした。これもまた、直木賞を形づくっている重要な一現象です。

 それで、直近の2010年代、あの現場でとくに熱心に質問をしていた記者となると、ぐっと数が絞られます。以前、『読売新聞』川村律文さんについて触れましたけど、『読売』は村田雅幸さんや鵜飼哲夫さんも毎回のように手をあげ、しぼり出したような、ひねり出したような、苦しい質問を飽くことなく続けていました。そしていまひとり、直木賞の受賞者に質問する時間がくると、まずかならずマイクを握っていたのが『毎日新聞』の内藤さんです。

 「無理やりひねり出したような質問」ということでは、他の記者とあまり印象は変わりません。しかし言葉の端々から伝わったのは、「絶対に、わははとお茶を濁して終わるような、おチャラケな会見にはするまい」とする強い意思です。そこが、そのころワタクシが勝手に「直木賞会見の二大巨頭」と呼んでいた鵜飼さんと内藤さんの、いちばんの違いでしょう。

 言葉を変えて言えば、まじめというんでしょうか。正統というんでしょうか。イジ悪く変化球を投げてみたり、はたまたいかにも評論家きどりで批判めいた切り口でせまったり、そういうところが内藤さんにはありません。文芸記者道のどまんなかを邁進して、毎回毎回、受賞決定と選考経過を報じる記事を積み上げる、安心・安定の仕事ぶり。こういう人が、文芸記者の王道というのだろうな、といつも遠目で感嘆しながら眺めていました。

 と同時に、内藤さんが文芸記者として活躍した2000年代、2010年代は、新聞メディアもネットのなかに飲みこまれた時代で、内藤さんによる直木賞に関する記事を、『毎日新聞』をとっていなくてもしばしば目にしました。そういうのを読んでいると、あまりに性格がいいからなのか、ちょっと直木賞に向けるまなざしがヌルいのではないか、と思わなかったわけではありません。

 たとえば、こんな記事があります。当時、ネットに挙がっていたかは覚えていませんが、いかにも内藤麻里子ブシ、といった観があります。直木賞・他一賞を解説したものです。

「Q 新しく選考委員が加わったと聞いたのですが。

A (引用者中略)直木賞は北方謙三、林真理子、宮城谷昌光の3氏が加わり11人になりました。(引用者中略)直木賞の北方さんはミステリー、林さんは恋愛小説、宮城谷さんは歴史小説とそれぞれの分野のベストセラー作家で、最近のミステリーの隆盛に対応できるようにするなど、今までにカバーしきれなかったジャンルの充実を図ったとみられます。いずれにしても両賞ともに年齢的に若い世代が加わり、新しい時代が始まったといえそうです。」(『毎日新聞』平成12年/2000年7月6日「ニュースがわかるQ&A NIE 芥川賞と直木賞 選考委員に若手加え幅広く」より ―署名:学芸部・内藤麻里子)

 選考委員の顔ぶれが多少変わっても、なかなか新しい時代が始まらないのが、直木賞のよさなのでは。とワタクシなどは思うんですけど、こういう賞の動きを否定的にとらえず、前向きに解釈してみせる。やはりプロの文芸記者にはかないませんね。

カーステレオ用ハーネス  NO,70

| | コメント (0)

2022年3月 6日 (日)

大上朝美(朝日新聞)。けっきょく文学賞は「運」に左右されることを確信した記者。

 もはや「直木賞×文芸記者」のネタも尽きてきました。書けることがなく、いよいよ困ったので、今週は自分の思い出バナシでお茶を濁したいと思います。安易ですね。すみません。

 平成3年/1991年、まだワタクシが直木賞に興味もなく、平穏に過ごしていた頃のことです。『朝日新聞』で連載された筒井康隆さんの「朝のガスパール」を、毎日欠かさずチェックし、また連載途中に出た『電脳筒井線』(平成4年/1992年1月・朝日新聞社刊)などを読んで楽しんでいたんですけど、読み進めるうちに膨大な量の関連情報がまわりを流れていく、というかなり変わったタイプの小説だったので、これをきっかけに筒井さんにまつわる多くの人たちの名前を知ることになります。そのひとりが、この連載を担当した『朝日新聞』の記者、大上朝美さんです。

 なるほど、新聞連載は学芸部というところに属する社員が担当するんだなあ、と社会の仕組みがよくわからないながらも、おぼろげに思った記憶があります。ワタクシにとって、生まれて初めて知った文芸記者の名前、それが大上さんだったかもしれません。

 ちょうど連載の始まった年、筒井さんの『幾たびもDIARY』(平成3年/1991年9月・中央公論社刊)が出ていたので、これも買って読んだところ、たまたまそこにも大上さんの名前が出てきます。宮本輝さんが朝日新聞に連載した「ドナウの旅人」のために取材旅行に出かけたときのことをまとめた『異国の窓から』(昭和63年/1988年1月・光文社刊)という本のことを紹介するくだりです。

「著者に随行する一行の中で、朝日新聞の女性記者・大上朝美さんが面白い。宮本さんと、この女性が喧嘩ばかりしているのだ。

大阪本社学芸部のこの大上さんは、神戸のわが家にも来たことがある。実は前記した直木賞落選の夜、受賞した場合の取材に来ていたのだった。結果、落選となり、大上さんは悪いと思ったのか、おれにエッセイを頼んで帰った。(引用者中略)

註・この稿が『マリ・クレール』誌に掲載されたあと、当の大上朝美さんから手紙がきて、事実誤認があることを教えていただいた。直木賞落選の夜わが家に来たのは朝日新聞の別の女性記者であり、大上朝美さんが来たのは別件(新聞連載小説の打診)であったらしい。」(『幾たびもDIARY』、「一九八八年」「二月十八日(木)」の項より)

 ほほう、直木賞では選考会の夜、当落のわからない段階で新聞記者が候補者の家にわざわざ取材に行くものなのか。と、直木賞に対する興味がワタクシのなかでむくむくと芽生え、同時に大上さんってどんな仕事をしてきた記者なのか、さかのぼって調べるようになったわけです。……というのは、さすがにウソです。

 ウソはウソなんですけど、よくよく直木賞を追ってみると、平成の一時期、直木賞の受賞記事を大上さんが『朝日』に書いていたのもたしかです。昭和59年/1984年に大上さんが担当した「明るい悩み相談室」から一気に有名になった(?)中島らもさんが、まさかのちのち直木賞の候補者になってしまう、という強運ももっています。

 いや、簡単に「運」とか言っちゃいけませんよね。中島さんの才能に早い段階で気づいた大上さんを褒め称えなきゃいけないんでしょう。

» 続きを読む

| | コメント (0)

2022年2月27日 (日)

千葉亀雄(時事新報、など)。新聞人と文芸人を両立させた社会部長。

 直木賞はもともと雑誌ジャーナリズムの発想でできています。言い換えると、菊池寛さんや佐佐木茂索さんのメディア感覚が出発点、というハナシになるんでしょうけど、二人に共通しているのは、新聞ジャーナリズムの世界を体験していることです。そのためか、直木賞のまわりには、大正期の新聞文芸やら文芸記者の名前やらがチラチラと目につきます。

 たとえば、その代表格が千葉亀雄さんです。

 大衆文芸における千葉さんの功績は――ということは、おのずと直木賞における千葉さんの功績とも重なりますが――あまりに言わずもがなすぎて、いちいち繰り返す気にもなれません。「大衆文芸」というワケのわからない文学運動を、定期的な懸賞募集をつづけることで、ひとつのかたちある筋道を立て、その入選者が職業作家としてお金を稼げるに至る、という意味での新人発掘を実現させた。まあ、偉人中の偉人です。

 新聞の世界においても、明治後半から大正にかけて、いくつかの新聞を転々としながらグイグイと活躍の足跡を残しました。直木賞に直結しているのは、『東日・大毎』時代の、いわば大衆文芸勃興期の業績ですが、そこからさかのぼって見ても、千葉さんの仕事ぶりは直木賞に通じるものが少なくありません。

 『東日・大毎』に来るまえ、千葉さんが勤めていたのは『読売新聞』です。大正8年/1919年、もうそろそろおれも筆一本でやっていこうかなあ、と思っていたところ、大庭柯公さんに乞われて『時事新報』から『読売』に移籍。社会部長でありながら文芸部長兼任という役目を担って大正中期・後期の文芸界を、新聞というマスコミで取り扱います。

 この時期の文芸で、ひとつ大きな波があったとすると、職業化していく作家たち、という流れが挙げられます。文学は芸術である。とともに売れる商品でもある。大衆受けする文学、というやつを出版人も新聞人も意識せざるをえなくなった、そんな時代です。

 ここで『読売』の文芸欄を任された男一匹、千葉亀雄。どんな手を打ったんでしょうか。

 商品価値からすれば、名の知れた大家やスターに書かせるのが常道だろうね。だけど、おれは何と言われようと無名の書き手を使うんだ、と頑張ったというのです。

「或る新聞の文藝欄を受持つて編輯して居た頃の私は、訳があつてあまり知名でない人々の論文や感想を度々掲げた。無名な筆者なら原稿料が安くて済み、それだけ幹部の顔を好くされるなんて、そんな欲得づくの遠慮でも何でも無かつた。

(引用者中略)

新聞の文藝欄は投書欄ぢやないんだぞ、それも解つてゐる。売り物には花をかざれた。大衆を呼び込むには中味より容れ物が肝心、無名氏で文藝欄を飾るなどはおよそ現代商品新聞製作術とかけ離れた骨頂だ! それ位が解らぬ私ではない。が、その二つの領域を侵さぬ範囲で、未知名氏の発見を心掛けた私の味噌は、それでも、あまりに素人だつたかな。たとへ、素人であらうと、私は未だに、その信念を撤回する気にはならない。

(引用者中略)

発見の出来ないのは、熱意と方法の欠陥による。」(昭和10年/1935年9月・岡倉書房刊、千葉亀雄・著『ペン縦横』所収「既成と未知名作家」より)

 最後の一文が利いていますね。これぞという書き手がなかなか現われないだの、名もないやつに書かせたって商売にならんだの、不平不満は誰にでも言えます。おそらく大正期もたくさんいたでしょう。そういう連中に、ズバッと言い放つこの一文。しびれます。

 けっきょく『読売』のあとも、千葉さんは『東京日日』の顧問となって、『サンデー毎日』史上もっとも光り輝いた企画「大衆文芸懸賞」の選を引き受けます。そこで見出された作家は数知れず。熱意と方法の勝利、と言うほかありません。

 ちなみに、昭和9年/1934年に直木三十五さんが亡くなって、この年、直木賞の企画ができあがりますが、さすがに千葉さんの関与はなかったと思います。始めた頃は、もうひとつの文学賞のかげに隠れたまま、まじめな文学者たちからは黙殺され、言うほど「売り物」にはなりませんでした。だけど、既成のものを嫌い、手あかのついていない書き手を発掘しようという方向が間違いではなかった、と創設から年を経るごとに明らかになっていきます。「熱意」はどうかは知りませんけど、文学賞を利用するという「方法」をとったのは、文藝春秋社の手柄です。

» 続きを読む

| | コメント (0)

2022年2月20日 (日)

中田浩二(読売新聞)。同時期に候補になった作家たちと、のちに一緒に仕事した文芸記者。

 歴史的にみて直木賞は、候補のなかにプロ作家とアマチュア作家が入り乱れていた頃がいちばん面白い。というのは、完全にワタクシの主観です。

 そもそも近年では、すでに何作も(何十作も)商業作品を書いている純プロ・半プロ作家ばかりがズラッと候補に並びます。そこから選ばれるだけなんちゅう、泡の抜けたような選考を見て、いったい何が面白いんでしょうか。

 いや、それはそれでムチャクチャ面白いんですけど、そこに2人、3人と、手あかの付いていないピカピカの無名作家が混じっていれば、グッと直木賞も引き締まって最高なのになあ、と惜しまれます。もはやそんな時代が戻ってくることはないでしょう。すみません、ないものねだりの戯れ言です。

 こうなると、最高の直木賞を感じるには昔を掘り起こすしかありません。

 第57回(昭和42年/1967年・上半期)などは、候補者の名前を見るだけで、有名人から無名人までよりどりみどり。一人ひとりの作家活動を調べていくだけでも、一生かかるんじゃないか、っていうぐらいに豊潤です。

 そのなかに「ホタルの里」(『三田文学』昭和42年/1967年1月号)で候補になった中田浩作さんが混ざっています。これが初めての候補で、以後何冊か本を出しましたが、けっきょく小説家としてはプロになれなかった一人です。

 「ホタルの里」は、宮城県の北部にある辺地分校を舞台にしています。語り手は、将来の昇給のためにあえて辺地校への赴任を望んだ30歳すぎの教師、久我敬一。まわりに山と田園しかないド田舎の学校には、たった一人、老教師の津田林平が勤めています。津田は長年、辺地ばかりを渡り歩いてきた教師で、いまはホタルの人工孵化の研究に熱心に取り組んでいるのですが、いっしょに住んでいる妻のマサの様子や、仙台の大学に通うひとり娘英子の言葉などから、次第に津田をめぐる背景が見えてきて……というおハナシです。

 直木賞の選考では、石坂洋次郎さんと源氏鶏太さんがけっこう高評価をくだしたようです。とくにこの回に委員になったばかりの石坂さんが、早くもその自由奔放さを発揮しています。

「私は今期からはじめて直木賞の審査員を仰せつかった。私はほかの文学賞の審査員もやっているが、直木賞の予選通過作品が手もとにまわって来て、ちょっと面くらったのは、量と質の関係である。具体的に言うと、単行本が三冊、雑誌の切り抜きが六部、計九篇で候補作品として送られて来たのであるが、そうなると、どうしても量にこだわる気持になりやすい。少し迷ったあげく、量にこだわらず、読んで自分がひかれた作品をひろい上げることにした。じっさいの審査会に出席してみると各審査員とも、質本位で作品を選んでいることが分ってホッとした。

さて、私は九篇の候補作品の中から、十点が満点で、中田浩作「ホタルの里」(三田文学一月号)、平井信作の「生柿吾三郎の税金闘争」(現代人・12)生島治郎「追いつめる」(光文社刊)の三篇に八点をつけ、この中から審査で選んでもらいたい気持で出席した。」(『オール讀物』昭和42年/1967年10月号 石坂洋次郎「はじめて審査に参加して」より)

 生島治郎さんの『追いつめる』のどこが気に入ったのか、くわしくはわからないんですけど、いっしょに挙げた中田さんと平井さんは、明らかに石坂さん本人と縁があります。中田さんは同じ慶應の出身で、「ホタルの里」の載った『三田文学』には、石坂さんも「私のひとり言(VI) 菊池寛賞をいただく」を寄稿していて親近の情があったでしょうし、平井さんは同郷青森の人。自分に近しい人や、青森に関係する人、学校教師を描いた作品が候補になると、やたらとエコひいきする、というのがのちのち明らかになる石坂さん流の「情実だらけの直木賞選考」です。ここは思わず笑っちゃうところでしょう。

 その中田浩作さんは、本名・中田浩二。慶應義塾大学の国文科を卒業して、読売新聞に入ってまもない現役の記者でした。世代としては、以前取り上げた高野昭さんより少し後に当たり、ちょうどこれから文化部の記者として、連載小説を受け持ったり企画を立てたりする、そのための修業時代、といった頃でしょう。ここで本人が直木賞なんかとっていたら、大きく運命も変わっていたはずですが、候補に挙がっただけで十分だ、と思ったのか、中田さんはプロ作家になるようなそぶりを見せず、文芸記者の道を選びます。

 中田さんが候補になった前後の直木賞は、その歴史に華やかな光を当てたプロの作家たちがぞくぞくと受賞した頃です。生島さんは当然のこと、第55回の立原正秋さん、第56回の五木寛之さん、第58回の野坂昭如さんと三好徹さん。名前を並べるだけでもわかります。血気盛んなウルセエ連中ばっかりです。

 こういう人たちと、作家と記者の関係を崩さずに付き合いつづけて、新聞の文芸を上手に盛り立てたのですから、中田さんの苦労がしのばれます。

» 続きを読む

| | コメント (0)

カーネリアン・同人誌・イラスト集
△プロ仕様のアーシング革命Sで燃費向上「アイ・アウトランダー・アウトランダーPHEV・コルト・デリカD:5・パジェロ・パジェロミニ
テレホンカード アイドル テレカ 松嶋菜々子 住友生命 カードショップトレジャー
Φ プラモデル 日本海軍 軽巡洋艦 矢矧 1944年/酒匂(選択式キット) フジミ
Mika Sarolea ミカサロレア クラッチバッグ レディース 中古
落札頂きましても PayPay残高決済 一度でも開封された商品 HONDA車で広く使用されているキーの形状です 交換作業に発生する送料は往復お客様ご負担となります には0〜99の数字が入っています 汚れなどがあるもの お支払い済みとなりましたら商品が入荷次第 お客様から注文続行の意思表示を頂いた商品 商品ご返送後 カラーなど複数選択できる出品商品は 株式会社SCORE CD50など ■お知らせ■ ※携帯アドレスはメールが届かない事が多く報告されています 追加購入 株式会社パーツボックスシステムジャパン 〒569-0077 大阪府高槻市野見町2-3 を行います ■送料 1400円 同一タイプの2本1セット 純正キーの刻印で判別が可能です より送信しますので受信可能な状態でお待ち下さい お問合せNO含む 輸入確定商品など 別途 ブラックリスト登録 名 ゴリラ 宮城県 いただきます メーカーに在庫がある場合 1梱包で収まるサイズであれば同梱処理させていただきます 厳選された良品をお届けしております 08-01-0085 ご返送の際に交換希望製品のメーカー 傷 ですので お客様都合による返品の場合 条件をクリアしておりましたら弊社まで商品をご返送下さい 商品内容 Rename 注意事項 ※休日中の発送は出来ませんので予めご了承願いします お取り替えもしくは御返金の対応をさせて 複数落札の場合 その他不審な入札 790円 トートバッグ 九州 PBHO003 再販可能 MAGNA50 ー 発送させていただきます お取寄せ 完全未開封 お取り扱い可否の回答をさせていただきます 秋田県 祝日はお休みとなっております 問屋に在庫がある場合 商 ※土 のメールを送信致します JAZZ 営業時間外及び上記休日内でのご質問は回答に時間を頂戴する場合がございますので予めご了承ください 弊社に在庫がある場合 ■返品条件等販売に関する重要事項■ B ヤマト運輸 ※運送会社の指定はできません 18時-20時 住所 お取引について 送料着払いでご返送頂ければ結構です 日にち指定:指定はできません エイプ50 丁寧 北海道 3500円 SP武川 左みぞタイプ 弊社都合による返品の場合 当社判断にて 送料 ブランクキーの対象車両について 取り付けや一度ご使用になった商品 お気軽に各商品の質問欄よりお問合せください 交換の条件としまして 万一ご本人のご意思でご入札をいただいております際は 商品到着後 HONDA車 PBHO063 通常 ※出品商品は基本的に 当社発送日から7日以内にお申し付け下さい 決済審査がNGの場合はお取引きキャンセルとなります お問合せ cub 武川のトレードマークでもあるピストンをモチーフに“さり気ない雰囲気”に仕上げられたブランクキーです 入荷待ちで XR50 悪い評価 終了後 個数の追加や複数落札の同梱希望などがある場合は終了までに質問欄よりお知らせ下さい 掲載内容と現品が異なる場合など 当社に情報が届きましたら納期などの連絡をさせていただきます PBHO085 ヒダリミゾタイプ ご連絡を頂けない場合は掲示板や評価などより低い評価でお知らせすることとなります ■ 注文した商品と違う品が届いた場合 全体の大きさやアクセサリーホールの配置にデザイン制限を設け となっております 岩手県 終了後 帆布 送料は弊社負担とさせていただきます をし な状態であることが 絶対条件となります Super 入札者様と当社の両者の被害を防ぐ目的での 関東~四国 890円 沖縄県 カード決済 BOXトートバッグ 複数をまとめたメールを送信させていただきます 時間指定:午前中 当社発送日から7日以上経過したもの PayPay残高決済及びコンビニ後払いにて決済の場合は追加などの対応は出来ませんので必ずクレジット決済のご利用をお願いします スコア ピストンブランクキー user@parts-box.jp 弊社にて現品の状態を確認させて頂きまして 100 ■ 下記項目に当てはまる場合はいかなる場合でも返品 到着後 落札商品や出品外商品の追加希望がある場合 税込 基本 図でキー形状をご確認下さい 純正キー同等の実用性の保持にこだわりました 584円 日 横 お手元の商品が上記に該当が無く その他何かご不明な点がございましたら モンキー の記載がある商品 品番とあわせて返送日時をお知らせ下さい ■お支払いについて■ 後払い決済手数料350円 上記日数を超過する恐れがある場合は入札を一旦取り消しさせて頂きます A コード:4514162175330 法外な高額入札や異常な複数入札等 ご質問は出来るだけ営業時間内にお願い致します 武川 がかかります 山形県 メーカーや問屋に在庫が無い場合 ご注文から7~10日営業日での出荷となります ご注意ください ご返送の際は 複数落札 付属品欠如などの不備が有った場合 ■納期の目安■ キャンバス ご質問 返品 安心 お電話番号などいかなる事情がありましてもお知らせいただけない場合はお取引を中止させて頂く場合がございます 16時-18時 お知らせがない場合は在庫の確認ができませんため 土 メ 青森県 20時-21時で指定が可能です 品 PBHO005 品番 RTH90029 PBHO002 入札者IDに直近の お客様都合による返品の場合 メールの受信が許可されているか必ず再度確認下さい ご返品頂けない商品 終了までにキャンセル処理とさせて頂きます が複数件見受けられる場合 趣旨をご理解いただきご容赦いただけますようお願い申し上げます 速やかに決済まで処理を進めて下さい 決済審査が行われます 交換の受付はできません カ 数量追加などのお客様様はクレジット決済の場合のみ当社側で調整が可能です 交換の対応に入らせて頂きます PBHO004 同一車種で“右みぞ”と“左みぞ”の2種類に分かれている為 送料の扱い 東北 ■必ずご確認下さい■ 欠品の場合あり 同時に スピードを大切に a4 と思われる場合は 2500円 SP08-01-0085 商品の破損 ご依頼の際は 送料着払いで発送します ワンオフパーツ 弊社在庫 元払いでご発送下さい お届け時点で破損していた商品も含みます ■お急ぎのお客様 休業日 弊社都合による返品の場合 ご注文から1~2日営業日での出荷となります 落札後の追加や変更などは一切受付できません Motard 交換品発送の際は 運送会社 14時-16時 タグなどを切り取っている商品 : なお慎重に作業は行ないますが 適合 ☆ 商品のペッケージに破損 コンビニ後払い決済 画像はイメージとお考え下さい 問題がございませんでしたら返品 お名前 日時指定 電話受付:行っておりません メール24時間受付:auc1@parts-box.jp このため出品商品は品番でご判断下さい 発送の際は充分注意致しておりますが 約1週間程で入荷します ご注文から2~3日営業日での出荷となります 落札者様からのご連絡は終了日より3日以内にお願いします ヘルメットシールドの保護フィルムを剥がしているもの から郵送される請求書で発行14日以内にコンビニでお支払いください D 終了までに質問欄よりお知らせ下さい ■落札後のご案内 上記などの不備が有った場合 配達について■ 入札取消 返品不可 発送が完了しましたら当日の夕方以降に発送完了 別注品 PBHO021 福島県 商品返品 は右みぞタイプ 入札者制限 は左みぞタイプになります ■JAN 武川∇20100818-1sp08-01-0085 商品の状態によっては返品及び交換をお断りさせていただく場合がございます 交換のお客様は C ご連絡について 取寄せ お手元の状態を前もって正確にお伝え下さい nan
ミニチュア ドールハウス 花瓶大小セット ブルー
shop マニュアル メモリは8GBにアップグレードし cty 画像にてご確認ください 商品の状態については v4.0+LE■出品内容画像のパソコン本体とACアダプタをお譲します ディスプレイは明るく デバイスマネージャでは 出品に当たり LAN 横 BOXトートバッグ をお譲りします バッテリとACアダプタも90Wに交換してあります ja-jp 4コアx8スレッド 主観ですが vostro-2520■仕様液晶:15.6 8GB CPUはCorei7-3610QM 11 Dell pdp g 製品の概要 9804円 認証済みです ☆ work i7 2520 型 a4 リソースメータで4コアx8スレッドが正常に動作してることを確認しました 64ビットCPU:Intel 画像のとおり がインストールされ ODD spd キャンバス 802.11b 帆布 https: Pro 簡単ですが Wireless キーボードも比較的良い状態です Dell 中古 下記のURLより nan Windows WLAN n カメラ Rename インチ Bluetooth マイクについては動作確認しました ※ブルーレイ無線:Dell i7-3610QM ※4コアx8スレッドMEM:8GBHDD:320GBODD:BD-RW 1704 OS:Windows RTH90029 USB www.dell.com トートバッグ すべてのデバイスを正常に認識しています Win11 Core 320GB サウンド Vostro ドライバなどが参照できます BD ノートPC
好評 新品 ASMPET G-P6 (着丈: 66cm) 秋冬 大型犬 防寒着服 ドッグウェア 防寒 人気 ジャケット 防水 防雪服 ジャケット
トートバッグ a4 Rシリーズ フロントグリル グリルカバー 商品に興味を持って頂きありがとうございます 2017y~現行 ■製品内容 初期不良 6点セット 材質:ステンレス ■製品説明 ステンレス 2017~現行 BOXトートバッグ スカニア 6点セット 帆布 はヨーロッパを主に海外製トラックのカスタムパーツメーカーでヨーロッパ等で人気のメーカーです ■メーカー CARPODIUM CARPODIUM ※アメ車 ☆ デコトラ ステンレスメッキのフロントグリルカバー6点セット メッキ nan ステンレス シリーズ お気軽にどうぞ Rename スカニア ※返品について 返品につきましては ■注意事項 ※不明な点が御座いましたら質問にてお応えしますので 取り付けも簡単で両面テープで張り付けです R 商品詳細内容は下記の通りです 11094円 クローム 本国で人気のステンレス製 商品到着後1週間以内のみ対応 取り付け時の破損等は対応出来ませんのでご了承下さい 欧州車 ヒノ 外車全般のカスタムパーツを主に取り扱っておりますので他の出品商品をご覧いただければ幸いです クロームグリルカバー ■適合車種 RTH90029 キャンバス トレーラー 横
★otowa★花かんざし★コーム★水色★ブルー系★和装★着物★ちりめん★つまみ細工★袴★卒業式★ゆかた★成人式★振り袖★RB21
神経質な方は予めご了承の上ご入札をお願い致します キャンバス ☆ トートバッグ 横 foil MTG BOXトートバッグ 発送までに2~3日程時間が掛かるのでお急ぎの方は入札をお避けください 50円 nan 帆布 RTH90029 夢棄ての魔女 Rename 日本語版 保管状態によって汚れがあるかもしれません a4 入金の確認 ノークレームノーリターンでお願いします
★八神純子 / 素顔の私 / LP ★
5.レッドレザー×レッドステッチ 品番:JSG-102 ☆メール便 破損等の保証もございます 初期不良以外の返品はご容赦ください ご落札後 に関しましても装着は可能です 1.ブラック×ブラックステッチ 本革シートベルトガイド ご落札後の手続きについて マジックテープで固定するだけ 必ずご確認ください 詳 RTH90029 品番:JSG-004 ☆シートベルトの擦れによるシートの汚れ ☆レカロシート専用設計 価格 品番 超かんたん取り付け 考 商品画像と実物の色は若干異なる場合がございます 本革×本革ディンプル×レッドステッチ 4.ブラックレザー×ブルーステッチ 3.ブラック×レッドステッチ ウレタンラバー加工済み ーブラック カ 品 ラ IN 在庫欠品の場合はメーカー生産予定により1-2か月程度かかる場合がございます レッドステッチ 商 そのため送料が 2.ブラック×シルバーステッチ 装着可能シート 装着可能 りそな銀行 税抜 JADE 備 SR-7 JSG-001 特長 ☆ベルトホルダーにシートベルトを通すことで装着性が向上します☆ For 全てRECARO MADE SP-G a4 1脚分 宅配便はご希望日 6.ナチュラルタイプ VENUS 適 SR-6 シリーズ RS-G 送料の自動計算を設定していない商品がございます 純正RECAROシート 定価 細 品番:JSG-101 のみです RECARO用 巻くだけの簡単装着で摩擦や汚れからガードするアイテム 番JSG-002 材質 1728円 まれに在庫のタイミングによっては品切れとなり欠品の場合もございます 支払い方法 九州 取り扱い商品はすべて新品です シートベルトガイドシリーズ シートベルトガイド ジャパンネット銀行 SP-G じぶん銀行 JAPAN ☆シートのベルトホールに通し 銀行振込 紛失等の保証はございませんのでご注意ください TS-G 1843円 TS-Gシリーズ ☆左右シートを選ばない共通商品 お代金は商品代金と送料の合計金額 北海道 シルバーステッチ 5980円 宅配便 正月は除く アルトワークス ※少しシワが発生しますので予めご了承ください 本革×レッドステッチ 通常納期は2-3日で到着いたします 3980円 商品によって配送方法が異なりますので 1-5.表側 介 案 ☆ ゆうちょ銀行 ※送料表記価格は税込価格です nan 1080円 JADEシートベルトガイド JSG-003 BOXトートバッグ SR-7F メール便はポスト投函により配達完了となります Rename Sportsterシリーズ 発送詳細 GW のちほど当店よりお代金等のご案内を差し上げます ブラック 少しシワが発生致します お品物はご入金確認後 注意事項 破損 6.7.表側 帆布 日祝 ジェイド 216円 納期および適合確認無くご落札された場合の納期および適合クレームに関しては一切お受けできかねます ※当店の表記価格は全て税抜です スズキ 三菱東京UFJ銀行 合SP-G に関しましても装着は可能ですが少しシワがでますので予めご了承ください Yahoo 報 ※振込手数料はお客様ご負担でお願いします ※落札金額と送料を合計した金額をお支払いください 本革 かんたん決済 が一番マッチします ご 全国一律 SR-7 お急ぎの方はご購入前に必ず納期 お好みのカラーはそれぞれ弊社の出品サイトをご確認下さい HA36S ☆RECAROシートを大切にしているユーザーのために 紹 時間帯指定可能です 名JADEシートベルトガイドRECARO用 沖縄 品番:JSG-005 まずオーダーフォームへ必要事項をご記入ください 情 すれ傷を未然に防ぎます☆ SR-7Fシリーズ 適合の確認をいただきますようお願いいたします x HP 新品 税込 7.ディンプルタイプ SR-11 内 日本製 裏側 Sportster の 合皮 メーカーホームページ 盆 トートバッグ 装着不可シートあり 横 JSG-002 三井住友銀行 - 本州 RS-G キャンバス 四国 で表示されますが
Lenovo ThinkPad X250 X260 X270 対応 タッチパッド 中古品
ウェッジウッド 熊本 ■返品 930 佐賀 長野 状態が悪いもの 支払詳細 ■Yahoo 岐阜 悪い評価がつかないように当店で対応いたします その他 GoogleあるいはYahoo 商品到着後3日以内にご連絡ください G971 キャンバス 青森 キズや汚れ nan antique_angel_ ■ユーチューブ 三重 宮城 写真を参考にご判断ください W印:1997年以降 BOXトートバッグ 帆布 秋田 ソーサー表に使用感 トートバッグ 370 愛知 全てを記すことは困難です 福岡 円 アズテック 商品説明 山口 使用感が感じられないもの A:美品 広島 自動的に悪い評価がつきます RTH90029 鹿児島 ウェッジウッド専門店アンティークエンジェル 鳥取 キズ 交換をお受けいたします BONE から発送 黒壺から製造規定が変化したと思われます アンティークエンジェル@AntiqueAngel_jp ■インスタグラム 静岡 出来るだけ詳しい説明 福島 かんたん決済 落札金額 島根 040 奈良 福井 富山 神奈川 通常の使用に伴う小さなキズや汚れがあるもの C:難あり JAPANにて 宮崎 ■ウェッジウッドシリーズに関して バックスタンプの壺の色によって製造年代 北海道 Wedgwood 高知 山形 高さ6.9cm ソーサー:直径15cm ■状態 Aランクです ■落札後のキャンセルに関して ヤフオクの規定上 ☆ ヤマト宅急便料金 ■2点以上の落札は同梱発送いたします その際は 徳島 香川 写真と実物の間に大きな違いがある場合は返品 で検索するとウェッジウッド全シリーズのカタログを見れます 沖縄 東京 緑壺:1902~1962年 黒壺:1962~1997年 茨城 大阪 埼玉 長崎 変色が目立つもの 落札者都合でキャンセルした場合 ※目安として 使用感はあるが比較的キレイなもの B:中古 150 岡山 ヤフオク出品中のウェッジウッド一覧 注意事項 ■お支払に関して 商品のご落札日から一週間以内にご入金を確認できない場合は 670円 千葉 WEDGWOOD ■生産国:ポルトガル ■製法素材:ボーンチャイナ 60サイズ ランクについて S:未使用 黒壺に比べて茶壺と緑壺は素材の厚みが薄く 上記ロゴをクリックでホームページを見れます ■ツイッター 群馬 Aランク 交換に関して 商品の状態は 落札金額の10%をお支払いただけた際は 栃木 横 Camp;S4客までなら60サイズで発送可能です サイズ等に違いが見られます 滋賀 - CHINA ■製造年代:1995~2002年 ■品質:一級品 ■サイズ カップ:口径9.3cm 大分 岩手 お支払金額 発送詳細 ■クロネコヤマト宅急便での発送となります 石川 取手が小さいモノがございます 和歌山 があります a4 1 京都 新潟 茶壺:1878~1902年 送料 兵庫 ただし 写真撮影を心がけておりますが アンティークエンジェル ⇒ Rename 購入の意思がないと捉え落札者様の削除をさせていただく事がございます 愛媛 = ソーサー表に使用感 ティーカップamp;ソーサー ■メーカー:ウェッジウッド 自動的に悪い評価がつきますのでご了承ください 山梨 があります 商品詳細 ■商品名:アズテック ティーカップソーサー

2022年2月13日 (日)

菊池寛(時事新報)。文学の話題は社会的なニュースの一部である。そんな環境で育った人。

 先週、『東京朝日新聞』の新延修三さんを取り上げました。そのまま、ついでに菊池寛さんのことに触れておきたいと思います。

 いや、「ついで」で触れるような人じゃなかったですね。失礼しました。

 「直木賞を支えた文芸記者」をテーマにするなら、本来、佐佐木茂索さんと、この菊池さんの『時事新報』での記者生活をもっと重点的に語らなきゃいけません。直木賞(と芥川賞)が、どうしてこんなに新聞や文芸記者と相性がいいのか。いまのいままで文芸記者とズブズブなのか。それは、賞をつくったのが、記者上がりの人たちだったからです。

 菊池さんは作家のなかでも有名な部類なので、履歴やエピソードはいくらでも出てきます。くわしくは、そちらを調べてもらえればいいんですが、『時事新報』に入社したのが大正5年/1916年10月。京都帝大を卒業して上京後、友人の成瀬正一さんのツテのなかから紹介されて、記者となります。在社のあいだ、まじめに働きながらポツポツと作品を書いていたところ、例の「中央公論の滝田樗陰(から命を受けた)人力車が家にやってくる」という感激の経験をして、同誌に「無名作家の日記」「忠直卿行状記」を発表。文壇でも注目され、筆一本での生活に光が見えたのを確認して、『時事新報』を退社しました。それが大正8年/1919年4月、記者生活を送ったのは2年半だった、ということです。

 所属したのは「社会部」ということになっています。菊池さんも、記者時代の回想の多くは、だれからに取材しに会いに行く「訪問記者」としての姿を書いています。ただ、新聞の歴史を見れば、文芸欄も学芸欄も、もとは社会欄から分化したようなものです。

 なにしろ、当時の『時事』社会部長は千葉亀雄さんで、自身、海外文学の研究や文芸評論をしていた人です。菊池さんも文壇の話題を取材したり、記事に書いたりしていた、と言われています。

 新聞のなかでの「文芸」は、もとをたどると社会面の記事やら、三面の雑報から分かれて独立していった。だから社会部が文芸の話題を扱っても不思議じゃない時代があった。……というのは、けっこう見逃せないハナシです。文学を社会的な事件をしたのは、文学賞(とくに戦後の芥川賞)だった、と言われたりしますけど、明治から大正にかけては、文学が社会的なニュースなのは当たり前だった、と言ってもいいからです。

 菊池さんはそんな時代に社会部の記者をしていました。『時事新報目録 文芸篇 大正期』(平成16年/2004年12月・八木書店刊)をまとめた池内輝雄さんの「「時事新報」断章」では、「大正期の編集者・記者」のひとりとして、菊池さんにスポットが当てられています。

「千葉(引用者注:亀雄)によれば、菊池は編集会議で、社会面の一部に短い社会批評を毎日掲載することを提案したという。社会面だけでなく、大正期文芸欄にはコラムに類する短批評が頻繁に載せられ、これが「時事新報」の特色ともなっていく。菊池の提案が実行されたのかもしれない。

また、菊池は「記事の早いのと、要点をぴしりと握む記事の製作にはたしかに類を抜いて居」り、社会面に「利根川紀行」(「利根川の旅」)を書き、「友人として久米さんに対する友情」を貫き、「松岡さんが筆子さんと結婚する記事を思ひ切つて書いた」ともいう。」(『時事新報目録 文芸篇 大正期』所収 池内輝雄「「時事新報」断章」より)

 基本、記事の多くは無署名です。だれが何を書いたのかはわかりません。それでも池内さんは千葉さんや菊池さんの回想から推測して、菊池記者が書いたであろう「文芸に関する記事」を列挙してくれています。助かります。

 たとえば「湯浅君と同意見さ」=永田新警保局長の見た文芸取締(大正5年/1916年10月13日)、「文壇一方の権威漱石氏胃潰瘍にて死す 享年実に五十歳」(同年12月10日)、「漱石氏の葬儀」(同年12月13日)、「神近市子法廷に立つ」(大正6年/1917年2月20日)、「其の日其の日 閨秀文壇唯一の翻訳家―松村みね子夫人」(同年3月10日)、「二青年詩人溺死す 銚子君ヶ浜にて遊泳中に 早稲田大学出身の三富朽葉と今井白葉氏」(同年8月4日)、「夏目漱石氏令嬢の結婚 新郎は漱石門下生なる新進作家松岡譲氏」(大正7年/1918年4月12日)、「松井須磨子縊死す」(大正8年/1919年1月6日)……などなどです。

 社会部記者でありながら、ある種、文芸記者の役目も果たしていた、といっていいでしょう。

 どうもその出自が、その後の菊池さんの言動からはチラチラうかがえます。作家となって『文藝春秋』をつくったあとも、新聞各紙が自分や雑誌のことをどう取り上げるか、やたらと気にしつづけたことなどは、そのひとつです。

» 続きを読む

| | コメント (0)

2022年2月 6日 (日)

スバル レガシィワゴン (BR系) カット済みカーフィルム リアセット

 昭和8年/1933年ごろ、直木三十五さんはぜえぜえあえいでいました。体調不良です。人気作家のまわりには編集者が寄ってきて、鼻の下を伸ばしながらおべっかを使う、というのはステレオタイプな文壇像ですけど、直木さんの場合、そこに何人かの新聞記者も加わります。

 そんな文芸記者として、うちのブログでは、笹本寅さん(時事新報)片岡貢さん(報知新聞)河辺確治さん(読売新聞)の3人について触れました。今週は、彼らと徒党を組んで若き日の情熱を燃やしていた4人目の記者、『東京朝日新聞』の新延修三さんを取り上げます。

 新延さんの特徴とは何か。先に挙げた3人と大きく違うのはどこか。それは、途中で記者をやめずに、退職後、自分が出会った作家のことを回想のかたちで書き残したことです。

 その一冊に『朝日新聞の作家たち』(昭和48年/1978年10月・波書房刊、医事薬業新報社発売)があります。交流の深かった人からそこまででもなかった人まで、64人の作家の姿を、ちょっとした私的なエピソードをまじえながら綴られたものです。新延さん自身が昭和3年/1928年の入社組でもあり、古い人ではあるので、取り上げられている作家も「直木賞ができる以前から書いていた人」が多く、直木賞の受賞・落選にまつわる話題はあまり出てきません。

 となると、いちばんの注目は、直木三十五さんとのエピソードでしょう。

 「直木三十五は、僕の好きな作家の一人だった。」から始まる新延さんの回想は、直木さんに対する敬愛の情がたしかに滲んでいます。ただ、直木さんが死んで40年近く経っていますし、冷静に思い出を語っている反面、なんだか淡々とした筆致だな、という感は否めません。そりゃそうです。昭和9年/1934年当時、新延さんはまだ入社6年目の20代後半で、それから戦争があり、戦後の動乱があり、たくさんの作家と出会って、これを書いている新延さんはもう70歳をすぎています。淡々もするでしょう。

 ということで、ここでは直木さんの人柄に影響されて、まだまだ若かった20代の頃の、新延さんの文章を参照しておきます。書かれたエピソードは、作家と担当記者という間柄を超えた付き合いがあったこと、いやがる直木さんを説き伏せて病院を探して入院させたのが新延さんだったこと、直木さんの入院中に、新延さん自身の娘、千鶴子さんがちょうど同じ結核性網膜炎で入院し、4歳で亡くなったこと、などなど、おおむね同じなんですが、やはり熱量が違います。

「僕からしてみれば、直木さんの「風格」に、「風格ある文学」に、急速度に傾いて行き、原稿の交渉、取引きもさることながら、それを口実に、ヂカに、直木さんに触れる機会を、一回でも多く、そしてまた、一時間でも、永くと望んだことである。商売柄、数多くの文人諸氏に接する僕ではあるが、かういふことは正直のところ、菊池寛氏の外は、直木さんあるのみである。そして幸ひ、直木さんの知遇を辱うしたいと、僕は思うてゐる。」(『衆文』昭和9年/1934年4月号 新延修三「直木さんの弱音」より)

 この思い入れの強さたるや。新聞報道に携わるものとして、そこまで一人の作家に傾倒するか、というぐらいの気迫があります。まあ、どの作家にも風見鶏のようにイイ顔を向けるような八方美人の記者よりは、こういう感じで気の合った人間にとことん入れ込む人のほうが、直木さんの気に入ったのかもしれません。

 それで、ここで名前の出てくる菊池寛さんも、『朝日新聞の作家たち』では一章割かれています。読んでみると、こちらも若武者ニイノベ、流行作家だから何なんだ、といった感じで果敢に作家にぶつかっていく遠慮のなさが、菊池さんにも愛されたらしいです。うちの近所に空き家ができた、足りないならおれが少し出してやるからそこに越してこないか、と誘いも受けたとか。相当、気に入られています。

 あるいは、菊池さんが賭け麻雀のことで新聞の社会面に取り上げられたときのことも、新延さんは回想しています。それこそ40年もまえのことなので、新延さんの記憶もどこまで正確なのか、かなり疑問の残るところではありますが、菊池さんが「おたくの朝日新聞はまったくけしからん、小説を書かせておきながら、あんなことでおれを罪人のように書き立てるんだから」と猛烈に怒った……という部分は、たしかに菊池さん自身もそんなことを書いていますし、じっさいに新延さんも経験したんでしょう。

 しかし、残念ながら、そこに直木賞・芥川賞の第一回発表が『朝日』だけ載らなかった、という直木賞七不思議のひとつについては言及がありません。昭和10年/1935年、新延さんは学芸部だったはずで、しかも菊池さんとはこれほど物を言い合える仲だったのに。どうして他の新聞は全社掲載したのに『朝日』だけ載せなかったのか。……謎です。

» 続きを読む

| LP The Yardbirds featuring Eric Clapton「エリック・クラプトン&ヤードバーズ Same Title 」国内盤 RA-5902(S) 帯付 解説にシミ 美盤 | ラ・アンスポーツ スバル レヴォーグ(VM4/VMG) フロントとリヤSET カスタムピンクオーナメント *送料別途

2022年1月30日 (日)

木野工(北海タイムス)。人が受賞したときの予定稿を書き、自分もまた予定稿を書かれた候補者。

 直木賞を調べていくと、多いようで少ないのが、文芸記者出身の候補者です。

 いやまあ、少ないのが当たり前だろ、という気はします。いまや文芸担当の新聞記者が作家になる、という例はほとんどありませんし、そういうイメージが活きていたのは、おそらく昭和の前半、昭和30年代ごろまでじゃないでしょうか。その後、経済成長にひっぱられて出版文化も大繁栄、文筆とは無縁な職業の人たちにも作家デビューのルートができていきます。いっぽうでは新聞社の「おれたち一流企業だぜ」感もぐんぐんと伸びていき、創作とは別の興味をもつ学生たちが大量に新聞社に採用されるようになった結果、文芸記者から作家になる道はみるみる涸れ果てた、というわけです。

 なので、直木賞の候補者で文芸記者の経験者を探すと、どうしても昔の人になってしまいます。今回の木野工さんも、大正9年/1920年生まれ。正真正銘、昔の人です。

 昔の人なので(……ってクドいですね、すみません)、大衆文芸を書いてやろう、なんて気はほとんどなかったと思います。親から泣く泣く頼まれて、大学は工学専攻に進みましたが、ふつふつと湧き上がる文学熱が抑えられず、夏目漱石とか寺田寅彦、芥川龍之介あたりを読み漁る、カンゼンなるキモい文学青年になってしまい、大学一年のときに短編「雪国」を三笠書房の『文庫』懸賞小説に応募して、入選したりします。戦後になって本格的に創作に打ち込みはじめ、新聞記者として働くかたわら、昭和24年/1949年に旭川の同人誌『冬濤』に参加、昭和27年/1952年に同誌の編集責任者となってからは、世の「文芸同人雑誌拡張時代」に乗って、がぜん注目される存在となった……ということは、以前『冬濤』と直木賞のことを書いたエントリーでも触れました。

 木野さんが初めて芥川賞の候補になったのが第30回(昭和28年/1953年・下半期)、いわゆる石原慎太郎ショックがやってくる前の時代から、第36回(昭和31年/1956年・下半期)、第44回(昭和35年/1960年・下半期)、第46回(昭和36年/1961年・下半期)とコンスタントに候補になったあと、第47回(昭和37年/1962年・上半期)ではなぜか突然、直木賞のほうの候補に入り、第66回(昭和46年/1971年・下半期)までおよそ20年弱。両賞を見る世間の目が、急激に右肩あがりでキラッキラ光りつづけたこの時代に、木野さんは「万年候補」をやりつづけました。

 と同時に貴重なのは、木野さんがこの二つの賞を報道する立場でもあったことです。

 直木賞のまわりを見ていて感じるのは、賞の場面で浮かれているのは、おおよそ出版社とか本屋の人です。一般の読書好きな人たちも、そっちに入るかもしれません(ワタクシもそうです)。対して冷静なのは、主催している人たちや、候補になった(あるいは受賞した)作家の人たち。そして、新聞を中心とする記者たちです。

 しかも記者たちは、冷静な顔をして盛り上げに加担しようとしています。自分は姿を見せずに、淡々と取材して、世の中を踊らせる。傍から見ていると、やっぱ彼らがいちばん怖いです。

 木野さんは第66回の直木賞で候補になって落ちたとき、自身の働く『北海タイムス』の連載エッセイで、そのことに触れました。ジャーナリストとして文芸を記事にすることもある人間が、注目される対象の側にまわっての心境を書いています。以下は、木野さんが「紙の裏」で芥川賞の候補になった3度目のときのことだそうです。

「ほかの賞には事後通知だけなのに、主催者の商略が実に巧みなため、ジャーナリズムがこの両賞だけは新聞の社会面(本来は学芸、文化などの面にほんの小さなニュースとして載るべきものなのだろうが)に相当のスペースをさき、写真もつく。だから、予定記事の事前取材に各社から手紙が来たり、電話が来たり、学芸記者の来訪を受けたりもする。さらにラジオが取材に来る。テレビは『もし、きまったら』と出演時間と番組の打ち合わせまでしに来てくれる。これで平然としていられたら余程の大人物である。」(平成6年/1994年10月・南風社刊、木野工・著『東京風信』所収「『失神の告白』」より)

 これが落ちて、それからあとの機会ではあまり胸さわぎも起きず、選考会の当日は麻雀を打ちながら悠々と待っていた、と続けています。

 木野さんが他の候補と違うのは、別の回では、自分が候補者を取材して、相手の感情を波立たせる身でもあったことでしょう。

「新喜楽という料亭の記者だまりにも行ったことがあるし、私自身が沢田誠一氏の時など予定稿をすべて用意した。また、総選挙では開票前にセンセイ諸公にはすべてバンザイの写真と『当選の抱負』なども書かせたりした。自分でそんなことをやっていても、『紙の裏』の時は『失神』した。どうもオマツリ化したこの両賞の季節、健康には甚だよろしくない。」(同上)

 甚だよろしくないのなら、やめればいいのに。けっきょくこうして流してしまうところが、長年記者としておマンマを食ってきた木野さんの限界かもしれません。いや、やめればいいとわかっているけど、心情的に悪の道から引き返せない、人間のもつ哀しみが表れている、とも読み取れます。

 すべて世のなかのことは、論理的に白黒をつけて動くものなど何もない。直木賞のまわりで、候補者たちに過剰な負担を強いる報道合戦もまた、だれかが候補中の取材を苦にして自殺するとか、そういうオオゴトにならないと、このままズルズル続いていくんでしょう。候補者と取材記者、両方を経験した木野さんがやめられなかったことです。この麻薬を絶つのは、なかなか難しいのだな、と思います。

» 続きを読む

| | コメント (0)

2022年1月23日 (日)

川村律文(読売新聞)。最近5年間で最も多く、受賞者会見で質問マイクを握った人。

 こないだ第166回(令和3年/2021年・下半期)直木賞の受賞記者会見がありました。

 第144回(平成22年/2010年・下半期)の芥川賞をとった西村賢太さんによる、伝説の「そろそろ風俗に行こうかなと思っていた」会見が、およそ10年前。その回からニコニコ動画(ニコニコ生放送)で、直木賞の受賞者会見がナマで中継されるようになり、第152回(平成26年/2014年・下半期)からはYahoo!ニュースのTHE PAGEでも同様に、生中継が始まります。

 これらネット中継の功績は、いろいろとあるとは思います。なかで、ひとつ確実に挙げなくちゃいけないのは、両賞のまわりにひっついてン十年を数える「文芸記者」と呼ばれる人たちを、公衆の面前に引き出したことです。おそらくそのために生中継が始まったわけじゃありませんが、副産物としてはかなりの儲けものでしょう。

 直木賞という舞台の、第一の構成員が作家、第二が出版社の人たちだとすると、第三はメディアの記者たちです。それなのに、いったいどんな人が取材して切り取って報道しているのか、文芸記者の顔はなかなか観衆の目に見えません。ネットの生中継が始まったことで、チラチラッと映る質問者の影と、その声を聞くことができ、ほんとに生身の人間がまわりで直木賞を支えてきたのか! ということが実感としてわかるようになりました。

 ただ、映像だと、どうしてもカメラは受賞者のほうを中心にとらえてしまって、会見で質問する記者たちにフォーカスしてくれません。あそこで質問している人がいる。だけど、具体的にどんな姿かたちの人なのか、よくわからない。何年か前からワタクシも可能であれば受賞会見場に足を運びはじめましたが、その最大の理由は、質問する記者たちの生身の姿をどうしても間近で見たかったからです。コロナ禍が始まってしまい、ここしばらく自粛して行けていませんけど、またこの状況が改善したら、「受賞者に質問を投げかける文芸記者」を見るために、あの場に行けたらいいなと思います。

 とまあ、文芸記者、文芸記者と言っていますが、彼らもひとりひとり実体を伴う別々の人間です。受賞会見ではかならず、数名の文芸記者が質問をする。じゃあ、いったいどこの何という人が質問しているのか、直木賞オタクとしては当然気になります。

 今度の第166回までのほんの5年間(10回分)だけですが、直木賞受賞者に会見で質問した人たちをリスト化してみました。これで、いま現在のリアルタイムな「直木賞に縁ぶかい文芸記者」が誰なのか、おのずと浮かび上がってきます。

回・年度 受賞者 質問記者 受賞者 質問記者
第157回
平成29年/2017年
上半期
佐藤正午 読売新聞・川村川村律文 読売新聞・川村(再)川村律文
西日本新聞・小川小川祥平 読売新聞・鵜飼鵜飼哲夫
朝日新聞・中村中村真理子 朝日新聞・高津高津祐典
毎日新聞・内藤内藤麻里子
第158回
平成29年/2017年
下半期
門井慶喜 読売新聞・川村川村律文 朝日新聞・吉村吉村千彰
読売新聞・鵜飼鵜飼哲夫 朝日新聞・渡[ワタリ]渡義人
毎日新聞・内藤内藤麻里子 共同通信・森原森原龍介
第159回
平成30年/2018年
上半期
島本理生 日本テレビ(ZIP)・平松平松修造 日本経済新聞・郷原郷原信之
読売新聞・川村川村律文 ニコニコ動画・高橋
→質問者:東京都30代
高橋薫
毎日新聞・内藤内藤麻里子 読売新聞・鵜飼鵜飼哲夫
共同通信・田村田村文
第160回
平成30年/2018年
下半期
真藤順丈 毎日新聞・内藤内藤麻里子 共同通信・森原森原龍介
読売新聞・川村川村律文 テレビ朝日・ナガノ
朝日新聞・宮田宮田裕介 読売新聞・鵜飼鵜飼哲夫
東京新聞・樋口樋口薫
第161回
平成31年・
令和1年/2019年
上半期
大島真寿美 テレビ朝日・シマダ 中日新聞・松崎松崎晃子
読売新聞・十時[トトキ]十時武士 日本経済新聞・ヤマカワ
毎日新聞・内藤内藤麻里子 朝日新聞・宮田宮田裕介
NHK・カワイ 共同通信・瀬木瀬木広哉
読売新聞・鵜飼鵜飼哲夫 読売新聞・村田村田雅幸
ニコニコ動画・高畑
→質問者:富山県40代女性
高畑鍬名
第162回
令和1年/2019年
下半期
川越宗一 西日本新聞・一瀬[イチノセ]一瀬圭司 読売新聞・池田池田創
毎日新聞・須藤須藤唯哉 朝日新聞・山崎山崎聡
北海道新聞・大原大原智也 報知新聞・北野北野新太
日本経済新聞・ムラカミ ニコニコ動画・高畑
→質問者:富山県30代男性
高畑鍬名
第163回
令和2年/2020年
上半期
馳星周 北海道新聞・大原大原智也 日本経済新聞・マエダ
西日本新聞・平原[ヒラバル]平原奈央子 読売新聞・十時[トトキ]十時武士
朝日新聞・興野[キョウノ]興野優平 報知新聞・中村中村健吾
第164回
令和2年/2020年
下半期
西條奈加 共同通信・瀬木瀬木広哉 読売新聞・池田池田創
日本経済新聞・マエダ 産経新聞・海老沢海老沢類
北海道新聞・大原大原智也 ニコニコ動画・高畑
→質問者:富山県40代女性
高畑鍬名
第165回
令和3年/2021年
上半期
佐藤究 西日本新聞・平原[ヒラバル]平原奈央子 澤田瞳子 読売新聞・川村川村律文
朝日新聞・興野[キョウノ]興野優平 ニコニコ動画・高畑
→質問者:東京都40代女性
高畑鍬名
産経新聞・海老沢海老沢類 朝日新聞・上原上原佳久
ニコニコ動画・高畑
→質問者:富山県30代男性
高畑鍬名 毎日新聞・須藤須藤唯哉
共同通信・瀬木瀬木広哉
第166回
令和3年/2021年
下半期
今村翔吾 読売新聞・川村川村律文 米澤穂信 ニコニコ動画・高畑
→質問者:愛知県20代女性
→質問者:東京都30代男性
高畑鍬名
中日新聞・谷口谷口大河 共同通信・鈴木鈴木沙巴良
山形新聞・木村木村友香理 岐阜新聞・井上井上吉博
共同通信・平川平川翔 西日本新聞・佐々木佐々木直樹
富山新聞・?

 記者のフルネームは、ワタクシが勝手に類推して補完したものなので、間違っているかもしれません。誤りがあったら、ごめんなさい。

 ということで、最近5年にかぎって見ると、会見を司会する日本文学振興会の人にたくさん指され、最も多くの質問を放った記者は(ニコニコ動画担当を除けば)、読売新聞・川村律文さんだということがわかります。都合7回。直木賞の会見は川村さんのおかげで保たれてきた、と言っても過言ではないでしょう。……いや、過言でしょう。

» 続きを読む

| | コメント (0)

2022年1月19日 (水)

第166回直木賞(令和3年/2021年下半期)決定の夜に

 直木賞を長く見続けてきた人は、これまでもたくさんいたと思います。いまもいるでしょう。たぶん、そういう人にはわかってもらえると思うんですが、直木賞をずっと見ていると、どれが受賞するかなんて、どうでもよくなりますね。

 楽しいのは直木賞そのものであって、当落への興味は徐々に薄れていく。20数年、直木賞のサイトをやってきて、ようやくその気持ちがちょっとずつわかってきました。いまさらかい。

 という、しょーもない感想はこれぐらいにして、直木賞です。第166回(令和3年/2021年下半期)です。今日、令和4年/2022年1月19日の18時すぎ、都内で最多の陽性者が出たとか何とかワーワー言われている隅っこのほうで、2人の受賞者がうまれました。2回連続です。新型コロナウイルスが蔓延したことと、直木賞の受賞者が増えたことに、特別の関係はありません。あるはずがありません。

 受賞した2人のほかに、3人の作家たちがいたおかげで、今回もまた直木賞は楽しく面白い文学賞になりました。当落なんて、正直どうでもいいです。感謝の気持ちのほんの少しだけしか書けませんけど、候補になることを承諾してくれた5人の方々に、下手くそなりに御礼を書き残しておきます。

 実を言いますと、今回の候補作5冊を手にしたとき、その重みにウンザリする気分がありました。それをキレイさっぱり拭い去ってくれたのが、彩瀬まるさんです。『新しい星』の一作、よかったですねえ。賞のことも別に知らないし興味もない、でも何か新しい小説を読みたい、というような人がいたら、ワタクシなら彩瀬さんのこの作品を勧めると思います。いいじゃないですか、直木賞の受賞作じゃなくたって。普通の読者は、そういうこと気にしないですもん。こういう小説、これからもどんどん書いてほしいです。

 それで、ウンザリその1。あまりに世評が高すぎて手を出しづらい。逢坂冬馬さんの『同志少女よ、敵を撃て』です。読めば絶対に「そんなに絶賛されるほどでもないな」と自分が思うことがわかっている。そんな自分の性格に、よけいに落ち込む。だから、評判の高すぎる作品は、そもそも読むのを敬遠してしまうんですけど、これが直木賞の候補作になってくれて助かりました。たしかに、面白いじゃん。逢坂さんのスタートに、一読者として立ち合えてありがたいです。今後は、逢坂さんの作品、敬遠せずに読んでいきます。直木賞の候補になるかどうかと関係なく。

 ウンザリその2。「現代医療の病巣」モノって、手垢がついていて読む気が起きない。柚月裕子さんの『ミカエルの鼓動』です。でも、いったん読み始めると手が止まらず、ぐいぐいと引き込まれてしまいました。柚月さんの手腕、まじでナメてました。直木賞は、候補回数を積み重ねていくうちに選考委員の評価も変わる、と言われます。ただいま柚月さん2回目。まだまだこれからですね。こういう手腕の持ち主が、今後も候補になり得る余地を残しているのですから、直木賞の未来は明るいぜ。

» 続きを読む

| | コメント (0)

«第166回(令和3年/2021年下半期)直木賞候補作の、図書館貸出し予約件数ランキング。